中京大学と愛知教育大学が教員養成の高度化に関する連携協定を締結

 中京大学と愛知教育大学は、6月29日、教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。

 協定締結にあたり、愛知教育大学で行われた締結式には、中京大学の梅村清英学長、愛知教育大学の野田敦敬学長をはじめ両校関係者が出席しました。

 本協定は、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員養成を目的としており、今後は、中京大学で教員を志す学生を対象に、愛知教育大学大学院教育学研究科専門職学位課程(以下「教職大学院」)において、「特別選抜の実施」、「行事や取組等の開放」、「教員の人事交流」といった連携が予定されています。

 この協定について、愛知教育大学の野田学長は「昨年度は公立小学校の教員採用試験の競争倍率が過去最低の2.6倍となりました。担い手不足が進むことで、教員の質維持が難しくなることが懸念されているが、そんな状況であるからこそ、教員養成を高度化する必要性を感じています。愛知教育大学は教員養成においては全国屈指の大学であり、中京大学で教員免許を取得した学生が、本学の教職大学院に進学し、高度な教員になっていくという実績を重ねていきたい」と期待感を示しました。

 梅村学長は「2023年に、梅村学園は創立100周年、愛知教育大学は創基150年を迎えます。ともに大きな節目を迎える前年にこういった協定の締結ができたことを大変嬉しく思います。この協定をきっかけに、日本の教育界全体の発展に資するような人材が輩出されていくことを願います」と話し、双方の期待感があふれる締結式になりました。

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(左から)梅村学長、野田学長

2022/06/29

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