UNIVAS AWARDS 2021-22 2部門で「最優秀賞」を受賞
一般社団法人大学スポーツ協会、通称「UNIVAS(ユニバス)※」が主催するUNIVAS AWARDS 2021-22表彰式が3月28日にオンラインで開催され、MS&AD賞「安全確保に関する優秀取組賞」、「スポーツ統括部局/SA賞」の2部門で最優秀賞を受賞しました。また、「スポーツ統括部局/SA賞」にはスポーツ庁長官賞も授与されました。
引用:一般社団法人大学スポーツ協会Facebook |
UNIVAS AWARDSは競技成績だけではなく、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げなどに著しい成果をあげ、同協会の理念の体現に貢献をした学生アスリートやスポーツに関わる学生、団体を表彰しています。
表彰部門は、個人対象8部門、団体対象5部門の全13部門で、本学は個人で2部門、団体で2部門が「優秀賞」に選ばれ、その中の2部門が「最優秀賞」を受賞しました。
※UNIVAS
2019年3月に大学・学生・競技団体等の大学スポーツ関係者が旧来の垣根を超え一丸となって、大学スポーツが抱える課題に取り組み、発展することを目指し創設されました。現在は、219大学(2021年10月30日時点)と32団体、4連携会員(2021年7月30日時点)が加盟しています。
最優秀賞、優秀賞を受賞した部門は以下のとおりです。
【最優秀賞】
・MS&AD賞 「安全確保に関する優秀取組賞」部門
中京大学「体育会活動における重大事故の予防および再発防止に向けた取り組み」
本学は、体育会活動における安全・安心対策に取り組んでおり、2021年9月、「UNIVAS Safety and Security Certification (UNIVAS SSC)」を取得しました。
事故の予防と対応体制の構築、事故情報の集約、傷害保険加入への促進、ハラスメントや暴力に関する相談・対応体制の明確化、新型コロナウイルス感染症防止活動の推進を柱に、安全・安心なスポーツ環境の構築に取り組んでいます。
体育会学生への安全研修会の様子 | 各クラブに配布しているファーストエイドキット |
・「スポーツ統括部局/SA賞 」部門
中京大学「目指すべき体育会活動の可視化による意識改革」
目指すべき体育会活動を可視化すべく予算配分基準の見直し、及び表彰制度を新設しました。競技成績のみならず「学業成績(GPA)」や「社会貢献活動」を新たな予算配分基準に設定し、「競技」、「学業」、「社会貢献」が体育会の目指す人格陶冶に繋がることを可視化し、体育会学生の意識変革を図りました。また、学業成績(GPA)による表彰を行う体育会功労賞特別賞、体育会長賞を新たに設けました。
社会貢献活動を行う学生 | 体育会功労賞授賞式にて |
【優秀賞】
・「サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー」部⾨
男子サッカー部 秦野真歩さん(スポーツ科学部3年)
サッカー部主務として総勢200名を超える男子サッカー部をまとめ、部活動の定例的な事務作業だけでなく、日々の新型コロナ感染症対策等も徹底し、リーダシップを発揮しました。また、選手会活動ではSNSを活用した企画の立案・実施やグッズ類の作成、地域貢献活動の企画・実施等、幅広く活躍しました。2022U20全日本学生選抜の主務にも選出され、部内の学生スタッフへ刺激を与え、学生スタッフの自発性の成長に大きく貢献しました。
早稲田大学ア式蹴球部でインターンに参加する秦野さん(スポーツ科学部3年) |
■コーチ・オブ・ザ・イヤー
受賞者:男子サッカー部コーチ(統括・運営)
吉田匡孝さん(サッカー部コーチ兼スポーツ振興部スポーツアドミニストレーター)
コーチとしてサッカー部を指導し、競技面だけでなく社会で活躍できる人材育成のために、サッカーを通じた人間力育成・地域とのつながりの創出に積極的に取り組んでいます。また、学生スタッフの育成を目的とした「交歓インターン」を立案し、早稲田大学ア式蹴球部との学生スタッフインターン制度を開始しました。これは学生スタッフの育成ノウハウを全国各地の大学スポーツの部活動と共有できる取組みです。指導面においても愛知県成年国体で監督を務め、7年ぶりの全国大会出場へと導きました。
試合中に指示をする吉田コーチ |