学生2人に愛知環状鉄道から感謝状 貝津駅で人命救助
現代社会学部3年の川地功起さんとスポーツ科学部3年の青井香々櫻さんが、愛知環状鉄道の貝津駅(豊田市)構内にて人命救助を行ったことを受け、2月24日および3月2日に愛知環状鉄道株式会社の平田雅也代表取締役社長より感謝状が贈られました。
(左から)平田代表取締役社長、川地功起さん(現代社会学部3年) | 青井香々櫻さん(スポーツ科学部3年) |
青井さんはアルバイト先へ行くために貝津駅を利用していましたが、1月25日、線路上に人が転落しているのを発見。周りにいた2人の乗客とともに救助を行いました。しかし、3人では倒れている人をホーム上に移動させることが難しく、困っていたところ、たまたま部活帰りに貝津駅に到着した川地さんが救助に加わり、無事安全な場所に避難させることができました。
感謝状を手渡した平田社長は「素早い判断と行動で、重大な人身事故を防ぐことができました。心より感謝いたします」と謝意を伝えました。
川地さんは「窮地に立たされた人を助けるのは当然のことだと思います。私は部活を通じてそれが身につきました。今後も様々な面で困っている人の力になれるよう努力したいです」と語りました。
青井さんは「兄が警察官ということもあって、人助けをすることに対する意識がありました。今回は人のためになることができてとても嬉しいです。今後も困っている人などがいたら、率先して行動したいと思います」と話しました。