法学部中川由賀ゼミ生が愛知県警察本部の「サイバー犯罪模擬捜査」に参加

 法学部中川由賀ゼミの学生15人は12月4日、愛知県警察本部のインターンシップの一環である「サイバー犯罪模擬捜査」に参加しました。

 このインターンシップは、第一線で活躍する愛知県警察本部の現職警察官の指導の下、法学部と他大学の情報学部の学生が共同でサイバー犯罪の模擬捜査をするという企画でした。

 この日は愛知県警察本部の業務説明を受けた後、6班に分かれ、各班2人の警察官の指導の下で、被害者に脅迫メールが送られてきたという事件設定で模擬捜査を行いました。

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 まず、被害者からの聴取に基づき、法学部の学生が犯罪事実および罪名を検討し、情報学部の学生がメールデータを基にプロバイダーを特定する捜査を行いました。次に、被疑者宅を模した部屋で模擬捜索差押を行い、令状の適正な執行方法を学びました。

 その後、法学部の学生は、警察官が扮する被疑者の模擬取調べを行い、情報学部の学生は押収したSDカードの分析を行いました。

 一連の捜査の過程を通じて、参加学生は授業で学んでいる刑法や刑事訴訟法が実務においてどのように適用されるかを経験し、刑事法に対する理解を深めました。また、他大学の情報学部の学生との共同作業や、第一線で活躍する捜査官から仕事に対する心構えを聴くことができ、多くの刺激を受ける場となりました。

2021/12/08

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