スポーツ科学研究科実験実習助手の箱﨑太誠さんらが「日本アスレティックトレーニング学会」で最優秀論文賞を受賞
スポーツ科学研究科実験実習助手の箱﨑太誠さんらが発表した研究論文(共著者:倉持梨恵子准教授、﨑濱星耶助教、2019年度卒業生川本将太さん)が、2020年度の日本アスレティックトレーニング学会誌に掲載された論文の中から最優秀論文賞に選ばれました。
詳細は以下の通りです。
論文名:大学アメリカンフットボール選手における輻輳近点の変化に関する事例報告
概要:本研究は日本の大学アメリカンフットボール選手を対象に、頭部衝撃の影響が評価できる輻輳近点の測定を合宿期間中における2回の練習それぞれの前後(4時点)、秋季リーグ戦の2試合それぞれの前日と翌日(4時点)、及びベースライン値の測定を含めて9時点で実施した。その結果、ベースライン値と比較して、合宿の練習後や試合翌日に輻輳近点が有意に増加していた。今後は頭部衝撃の曝露量を定量化し、輻輳近点への影響を調査していく必要がある。
掲載雑誌:日本アスレティックトレーニング学会誌 第6巻2号 189-195頁