総合政策学部社会人基礎力講座 産学連携による販売促進に役立つ企画を提案

 総合政策学部の授業「社会人基礎力講座」(担当教員:弘中史子教授)で7月8日、産学連携の新商品を提案する最終発表会が行われた。

 同講義では「社会人基礎力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)」の育成を目的に、毎年一つのテーマに沿ってその問題解決のための政策提言やビジネス戦略の策定を行っている。

 前年度に引き続き、伝統的な地元銘菓の「きよめ餅総本家(名古屋市)」、豊富な種類で美味しいぶどうを販売している「葡萄のふくおか(日進市)」両社の販売促進に役立つような企画を考え、発表した。学生らは、アンケート調査や同業他社への取材などを行い、「きよめ餅総本家」に対しては、熱田神宮参拝客を利用した集客戦略、きよめ餅知名度向上戦略やパッケージのリニューアル、「葡萄のふくおか」に対しては、日進市ふるさと納税の新たな返礼品や和菓子と葡萄をコラボした商品開発などの提案をした。
 最終発表では、株式会社きよめ餅総本家の新谷滋規さんが参加し、7チーム(学生22人)の発表を評価した。
 講評では「ありがたいご提案をしていただき勉強になりました。インスタやツイッターなどを利用して今後は発信していきたい。また、今の若者にもそして幅広い年齢層にも受け入れられる商品を、皆さんの意見を取り入れつつ提供していきたい」とコメントがあった。
 弘中教授は「新谷さんが、お忙しいところご協力くださり、とても貴重な機会をいただき感謝しています」と話した。
 社会人基礎力を受講した受講生のうち2チームは、今回の提案をブラッシュアップさせ、2月に開催される「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」出場を予定している。

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2021/07/14

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