陸上混合1600メートルリレーで日本新記録 OB川端選手がアンカー務める

 陸上競技の日本グランプリシリーズ第8回木南道孝記念大会が6月1日、大阪・ヤンマースタジアム長居で開かれ、東京五輪出場を目指している川端魁人選手(三重県教員AC、2020年度スポーツ科学部卒)が混合1600メートルリレーに日本チームのアンカーとして出場、日本新記録を樹立した。混合リレーは、男女各2人の4選手でチームを組む。五輪での実施は東京大会が初めてで、1600メートルリレー種目には16か国が出場できる。

 今大会のレースには、日本チームと日本在住のケニア選手で構成された2チームが参加、日本はこれまでの日本記録を2秒余り更新する3分16秒67で圧勝した。この記録は、現段階で世界15番目にあたり、出場権は記録順に与えられるため、辛うじて出場圏内に入っている。ちなみに最終走者の川端選手以外の3選手は、第1走者から順に青山聖佳(大阪成蹊AC)、松本奈菜子(東邦銀行)、佐藤拳太郞(富士通)の各選手が務めた。

 男子1600メートルリレー種目では、日本はすでに、5月初めにポーランドで開かれた世界リレー大会で、川端選手の活躍もあって出場権を獲得している。

2021/06/07

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