フィギュアスケート宇野選手が梅村総長・理事長、学長を表敬訪問 2020-21シーズンの成績を報告

 中京大学スケート部の宇野昌磨選手(トヨタ自動車、スポーツ科学部)は5月13日、梅村清英総長・理事長、学長を表敬訪問し、2020-21シーズンの成績を報告した。

 宇野選手は、コロナ禍で開催された(個人戦)2試合に出場。2020年12月24-27日に開かれた第89回全日本フィギュアスケート選手権大会(長野市若里)では、総合284.81点で2位に輝き、3月24-28日に行われたISU世界フィギュアスケート選手権(スウェーデン・ストックホルム)では総合277.44点をマークし4位に入賞した。

 宇野選手は今シーズンについて「完璧な演技ではありませんでしたが、今できるベストを尽くせたと思います。もっと先を見据えて成長したいという思いから、今できている形を変えてでも新しいジャンプを取り入れるなど、新たな挑戦をするようになりました」と振り返り、梅村総長・理事長、学長は「常に前向きに挑戦していくという姿勢は大事ですね。また今後のご活躍を期待しています」と激励した。

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試合を振り返る宇野選手

 また、コロナ禍という特殊な状況の中で、今だからこそ気が付いたことがあったかとの質問に、宇野選手は「これまで当たり前に開催されてきた試合が、今シーズン出場できたのは2試合のみ。一つ一つの試合に出られることの感謝をとても感じました。また、出場する予定だった試合が軒並み中止になりましたが、すべての試合が『開催されるつもり』で練習しなければならず、難しかったです」と語った。最後、これからについて「(応援してくれている人たちの)見えるところで最善を尽くせるように、見えないところで最善を尽くして今後も頑張りたいです」と意気込みを述べた。

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(左から)梅村総長・理事長、学長、宇野選手、スケート部林田健二部長・監督

2021/05/14

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