中京大OBの堀島選手がフリースタイルスキー世界選手権で銅メダル 中京大勢3人が世界選手権に出場

 フリースタイルスキーの世界選手権が3月9日、カザフスタン・アルマトイで行われ、中京大学OBの堀島行真選手(トヨタ自動車、2019年度スポーツ科学部卒)がデュアルモーグルで銅メダルを獲得した。

 堀島選手はW杯開幕戦に続くメダル獲得となる。これからについて「今シーズン、表彰台が1回しかなく挑んだ世界選手権でしたが、DM(デュアルモーグル)で3位になることができました。世界選手権MO(シングルモーグル)では、いい成績が出ず、気持ちも落ちていましたが、チームのサポートのお陰で良い結果になりとても満足しています。来年のオリンピックに向けて、全選手調子も合わせてきていると感じるシーズンになり、来年はさらに厳しい戦いになるだろうと予想されます。しっかりと準備して、来年のシーズンも活躍していきたいと思います!」と意気込みを語った。

 2021 FISフリースタイル&スノーボード世界選手権大会には、堀島選手のほか中京大勢として3月11、13日にアメリカ・アスペンで行われたスキー・スロープスタイルに藤井源選手(スポーツ科学部1年、ヤマゼンロックザキッズ)、2月11日にスウェーデン・イドレ・フヤルで行われたスノーボードクロスに高原宜希選手(敷島製パン、19年度スポーツ科学部卒)が出場した。高原選手は同大会とは別に3月4日、アメリカ・ジョージアで行われたW杯に日本から1人だけ出場し、今シーズン最高の7位に入賞した。

 中京大勢から同シーズンの世界選手権に3人同時出場するのは初めて。2022年北京オリンピックに向けて力を入れていく。

2021/03/16

  • 記事を共有