UNIVAS AWARDS 2020-21 5部門で「優秀賞」を受賞

 一般社団法人大学スポーツ協会、通称「UNIVAS(ユニバス)※」が主催するUNIVAS AWARDS 2020-21で、中京大学が5部門で「優秀賞」を受賞した。

 UNIVAS AWARDSは競技成績だけではなく、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げなどに著しい成果をあげ、同協会の理念の体現に貢献をした学生アスリートやスポーツに関わる学生、団体を表彰する。表彰部門は、個人対象8部門、団体対象5部門の全13部門で、本学は個人で3部門、団体で2部門が「優秀賞」を受賞した。

 3月29日は表彰式がオンラインで行われる予定で、優秀賞を受賞した個人、団体の中から、「最優秀賞」が発表される。

 本学で優秀賞を受賞した部門は以下のとおり。

「パーソン・オブ・ザ・イヤー 」部⾨
  安山涼香さん(経営学部4年)

 ソフトボール部女子の主将として、新型コロナウイルスによる活動休止中にオンラインミーティングを通じたチームビルディングを実施し、チームワークを高め、部内の意思疎通がスムースになった。個別の練習メニュー作りや新型コロナ感染予防対策面でも中心となり、競技では全国大学選抜女子選手権大会で優勝した。

写真安山さん.jpg
優勝後の記念撮影

「サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー 」部門
  小川 由貴奈さん(スポーツ科学部4年)

 JICAとともに2018年から3年間、開発途上国におけるスポーツ分野の支援に取り組んだソフトボール部女子チームの国際担当マネジャーとして参加した。チームは、アフリカ・ボツワナ共和国で同国ナショナルチームの指導をしたが、渡航から現地での予定調整、技術指導、帰国後の報告までマネジャーとして総括的にチームをサポートした。

写真小川さん2.jpg

ボツワナでのソフトボールの技術指導を行う小川さん

「コーチ・オブ・ザ・イヤー 」部門
  吉田 匡孝さん(サッカー部コーチ兼スポーツ振興部スポーツアドミニストレーター)

 日本サッカー協会B級ライセンス保持者。コーチとしてサッカー部を指導しており、今年度は新型コロナウイルスによる活動休止明けのトレーニングなどで障害防止策とコンディションアップを図り、10年ぶりの東海学生王者など成果につなげた。また、人材育成、産学官連携、地域貢献、地域共存をキーワードとした中京大学サッカーのビジョン作りにも取り組んだ。

サッカー部.png

CHUKYO SOCCER 3C VISION

「安全確保に関する優秀取組賞 」部門
  中京大学

 スポーツアドミニストレーター(SA)2人、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(AT)2人を中心として、運動部活動における安心・安全対策に取り組んでいる。事故の予防と対応体制の構築、保険への加入促進、事故情報の集約、医師・医療機関等との連携、新型コロナ感染防止活動の推進などを柱に活動している。

安全.png
体育会クラブに所属する安全担当学生を対象に安全講習会を3回実施


「スポーツ統括部局/SA賞 」部門
  学校法人梅村学園中京大学

 豊田キャンパスにあるスポーツ振興部のスポーツアドミニストレーター2人が中心となり、「ALLとよた」として、豊田市、豊田市スポーツ協会、トヨタ自動車、豊田市地域スポーツクラブ会議とともに5者によるスポーツを通じた地域課題解決への取り組みを実施した。取り組み内容は、地域の中学校への部活動指導、トレーニングや熱中症対策などの動画作成・配信、郷土愛・健康意識の醸成、スポーツ・ボランティア活動の推進、大学スポーツ資源の活用などを目的とした中京大学子どもスポーツフェスタを企画した。

SA.jpg

本学の産官学連携事業として、豊田市、トヨタ自動車と
中学生の競技力向上に向けた「豊田スポーツアカデミー 野球クラス」を開校

※UNIVAS
 2019年3月に大学・学生・競技団体等の大学スポーツ関係者が旧来の垣根を超え一丸となって、大学スポーツが抱える課題に取り組み、発展することを目指し創設された。現在は、221大学と32団体、3連携会員が加盟している。(2020年7月末時点)

2021/03/04

  • 記事を共有