未登録の国際規制物資の発見について

2021年(令和3年)2月15日

 令和3年1月18日(月)本学名古屋キャンパスにおいて、未登録の国際規制物資(硝酸ウラニル、酢酸ウラニル、酢酸ウラニル亜鉛食塩微量加)を保有していることが判明し、1月19日(火)に原子力規制庁へ報告しました。その後、速やかに法令等に基づく手続きを行いましたので、ここにお知らせいたします。なお、当該物資については、厳重に保管しており、外部への放射線漏洩による影響はありません。

 本学では、この度の事態を重く受け止め、今後このようなことがないよう、適正な管理に努めてまいります。

 1. 発見場所

 ・ 愛知県名古屋市昭和区八事本町 101-2  
   中京大学名古屋キャンパス

 2. 発見された物資

 ・ 硝酸ウラニル(粉末) 25g瓶 1本
 ・ 酢酸ウラニル(粉末) 25g瓶 2本
 ・ 酢酸ウラニル亜鉛食塩微量加(結晶) 120mL細口試薬瓶 1本

 3. 発見された経緯

  薬品の点検を行っていたところ、日頃使用されていない金庫内に未登録の国際規制物資を保有していたことが判明しました。

 4. 放射線による影響

 ・ 保管金庫表面         0.08μ㏜/ℎ
 ・ 保管金庫設置室(準備室)中央 0.08μ㏜/ℎ
 ・ 実験準備室入口外側      0.08μ㏜/ℎ

  ※この数値は健康に影響を与えるレベルではなく、人体への放射線影響は無いと考えられます。

 5. 今後の対応

  教職員等へ国際規制物資の適正な管理について、周知徹底を図ります。