経済学部2年生を対象に学術講演会を開催
経済学部の2年生を対象とした学術講演会が12月10日、同学部の山田光男教授と増田淳矢准教授の指導のもとオンラインで開催され、120人の学生が参加した。
リモート会議システムによる講演の様子 |
講師は西尾信用金庫お客さま支援部地域支援課の宮川健氏と同企業支援課の伊藤徹哉氏が務め、「三河の経済から経営戦略を考えよう」「歯科医院の差別化戦略を考えよう」をテーマに講演が行われた。
講演では、金融機関や信用金庫の役割、愛知県、三河地区の経済の現状、経営戦略の概要や外部環境や今後の見通し、歯科医院の差別化戦略などについて、地域データに基づきわかりやすく説明がされた。
参加した学生からは、「金融機関の多様な仕事について理解する機会となった」「授業で学んだ分析方法が実際に応用する方法について知ることができた」「地元の経済の状況について理解できた」などの声があった。
山田教授は「今後の学生の学修や将来の就職活動に繋がっていく一つの契機になればと期待します」と話した。
中京大学と西尾信用金庫は、2017年12月に学術研究の振興及び地域経済の発展に貢献することを目的に連携協力協定を結び、2018年から「新たな地域創生基盤基準の構築と西尾市経済への応用」共同研究を行っている。その活動の一つとして、地域経済の諸課題に関心を持ち、それを解決する意欲をもつ学生の育成を目的に、講演会などを開いている。