バシール・モハバット駐日アフガニスタン大使が中京大を訪問 留学生時代の思い出を語る

 駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館、特命全権大使のバシール・モハバット大使が12月14日、名古屋キャンパスに訪れ、梅村清英総長・理事長や安村仁志学長らを表敬訪問した。

 モハバット大使は、1977年から82年まで中京大学商学部の留学生として名古屋キャンパスで学び、他大大学院、大学講師や名古屋の自動車会社の米国駐在を経て、2003年から駐日アフガニスタン大使館で勤務。16年に駐日アフガニスタン大使館副大使を経て、17年7月に特命全権大使に就任した。

  

 モハバット大使は学生時代、安村学長のもとで学んだことやゼミでの思い出を話し、「厳しいゼミだったが、そこで頑張れたことが今につながっていると思います。安村学長とは講義以外の時間で話すことも多く、本当に楽しかった」と振り返り、安村学長は「その時の学生が駐日アフガニスタン大使になられるとは思わなかった」と笑って話した。

 大使は今後も経験を生かし、日本とアフガニスタンの架け橋となり、絆を深めるため活動していきたいと話し「人と人との繋がり、縁は大切。お世話になった学校に、少しでも恩返しをしたい」と述べた。梅村総長・理事長は「豊富な知識や経験談を、何かの形で学生にも還元してもらえると大変嬉しいです」と伝えた。

 懇親後には、校友会・教育後援会事務センターや、学生の自習室、センタービルを見て回り、4号館前の中庭などを懐かしんだ。

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(左から)安村学長、モハバット大使、梅村総長・理事長 =センタービル前にて

2020/12/16

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