女子アマチュアボクシング・鬼頭選手 東京オリンピックに向けての想いを語る
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東京オリンピック出場を目指す女子アマチュアボクシング鬼頭茉衣選手(体育学研究科修士1年)が出場枠獲得への想いを語った。
鬼頭選手は3月3~11日にヨルダンで開催されるアジア・オセアニア予選に向けて「コンディションは非常に良いです。自分の中で勝つ確率は50%だと思っています。あまり低いと不安だし、高いとプレッシャーになる。50%が一番いいです。試合で自分の力をベストな状態までもっていき、100%出せれば絶対勝てると思います。まずは予選を突破して五輪ではメダルをとりたい」と語った。
ウェルター級代表の鬼頭選手は、準決勝へ進出すればオリンピックへの出場権を獲得することになる。
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今回の予選では日本の女子選手は5階級(フライ級、フェザー級、ライト級、ウェルター級、ミドル級)でそれぞれ一人が出場。鬼頭選手が挑むウェルター級のオリンピック出場枠は、上位4位が獲得できる。
日本はオリンピック開催国として、自力で出場枠を獲得できなかった場合、最低限出場できる開催国枠2枠が与えられているが、各階級で出場枠を自力で獲得した順に枠が埋まる。開催国枠が埋まり、今回の予選で出場が決まらなかった場合は、5月にパリで行われる世界最終予選(5/12-23)で出場権を獲得するチャンスがある。