中京大学スポーツミュージアム×日本オリンピックアカデミー 対談イベントを開催

 中京大学スポーツミュージアムとNPO法人日本オリンピックアカデミーは12月25日、合同企画として小笠原歩さん(カーリング日本代表、2002年ソルトレイクシティ、2006年トリノ、2014年ソチ冬季大会出場)と兼松由香さん(7人制女子ラグビー日本代表、2016年リオデジャネイロ大会出場:体育研究科博士1年)を招きオリンピック出場者同士の対談イベントを開催した。

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 この企画は、NPO法人日本オリンピックアカデミーが主催する全国の高校生を対象に行うオリンピック教育イベント「第7回ユースセッション」の一環であり、12月25日~12月27日まで豊田キャンパスで行われている。

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小笠原さん 兼松さん

 対談イベントは一般公開されおり、約30人が参加した。オリンピックを目指した理由として小笠原さんは「今までテレビでしか見たことのなかったオリンピックを1998年の長野オリンピックで生で見て、自分も4年後出たいと思いました」。兼松さんは「リオデジャネイロ大会の日本代表を目指すとなると自分は34歳なので、無理だと思っていました。目の前の大会に出場するたびにこれが最後という気持ちで全力でやっていたら自然とオリンピックへの階段が近づいてきました」と話した。小笠原さんと兼松さんは出産後、現役復帰しオリンピックに出場したという共通点もあり、海外では「ママさんアスリート」が多く活躍しているように日本でも普通にママさんアスリートが活躍できる世の中になってほしいと話した。

 現在、小笠原さんはカーリング協会ジュニアナショナルの専任コーチ、兼松さんは女子セブンズアカデミーのヘッドコーチをしながら中京大学大学院博士後期課程に在学している。

2019/12/25

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