中京大学を運営する梅村学園と駐名古屋大韓民国総領事館がグローバル教育に関する協定を更新

 中京大学や中京大学附属中京高校を運営する梅村学園と駐名古屋大韓民国総領事館は12月13日、グローバルな教育支援を図るための連携・協力に関する協定の更新を行った。

 調印式で梅村清英総長・理事長は「韓国総領事館との協定締結は2015年6月にご縁をいただいて、今回2度目の更新で大変嬉しく思います。友好関係を今後も継続していきたい」と語った。

 朴先哲総領事は「韓国でも人口や高齢化、外国人労働者など日本と同じような問題を抱えています。日本と韓国の専門家たちが話し合う場を設けるなど、また考えていきたいと思います。スポーツが強い学校でもあるので、韓国の有望な選手が中京大学で合宿などもできれば」と話し、学長補佐の佐道明広教授は「研究と教育の交流をさせてもらえるのは大変嬉しいです」と伝えた。安村仁志学長は「今年10月にはスポーツミュージアムを豊田キャンパスにオープンしています。ぜひお越しください」と紹介した。

 また、学術連携協定を締結している韓国・地山学園が運営する漢西(ハンソ)高校からは、3年前より正規留学生として卒業生が中京大学に入学している。佐道教授は、「漢西高校の高校生が本学を訪問する時に留学生が色々手伝ってくれるが、先輩として『日本の学校』について教えている姿を見ます。高校との交流が大学での交流に繋がり、とても良い関係になっています」と話した。

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中央に朴総領事(左)と梅村総長・理事長

2019/12/19

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