ショートトラックW杯名古屋大会 吉永選手は1500㍍5位入賞

 ショートトラックスピードスケートの2019-20ISU(国際スケート連盟)ワールドカップ(W杯)第3戦名古屋大会が11月29日―12月1日、名古屋市の日本ガイシスポーツプラザで開かれた。ショートトラックW杯の日本開催は9回目。名古屋では15年以来4年ぶり4回目で、今大会には、23か国・地域から世界のトップクラス男子85人、女子74人の計159選手が参加した。

 日本代表は男女各6選手が出場。中京大から10月の全日本距離別選手権で好成績を残した男子の吉永一貴選手(スポーツ科2年)と女子の平井亜実選手(スポーツ科4年)が世界の強豪たちと対戦した。吉永選手は第3日の1500㍍で見事にA決勝に進出し、積極的なレース運びで表彰台を争ったが、ゴール前の最終カーブで他の2選手ともつれた格好で転倒。5着となり、惜しくも表彰台を逃した。一方の平井選手も第2日の1500㍍で健闘、B決勝で4着に入り、全体の11番目となった。両選手は今週6-8日に中国・上海でのW杯第4戦に臨むが、「頑張ります」と力強く話した。

 また、今月22、23日には全日本選手権が長野・野辺山の帝産アイススケートトレーニングセンターで行われるが、中京大勢は両選手のほか、W杯第1、2戦に出場した女子の小池佑奈選手(スポーツ科3年)、さらに1年生男子の井上瑠汰選手(スポーツ科)もシーズン後半のW杯とさらに世界選手権への出場を目指す。

先頭争いをする吉永選手(手前).jpg先頭争いをする吉永選手(手前) 世界の強豪と競う平井選手(右).jpg世界の強豪と競う平井選手(右)

2019/12/04

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