第1回梅村学園理事長表彰式 警備員やアイスアリーナの管理会社が表彰される

 第1回学校法人梅村学園理事長表彰式が11月28日、名古屋キャンパスで行われ、個人では名古屋ビルサービス株式会社の大谷憲昭さん、団体ではホーメックス株式会社のアイスマンの人たちが表彰された。

 理事長表彰は、教育活動や研究活動で特に顕著な功績があったと認められた人物や、梅村学園、その設置する学校の運営、改革などの推進において特に顕著な功績があったと認められたときに行われる。大谷さんは「中京大学名古屋キャンパスで警備員として長年勤務され、学生や教職員の安全、安心な大学生活に大きく寄与された」として、ホーメックス株式会社は設備管理などを行っており、「アイスマンの皆様がアイスアリーナの製氷管理に夜遅くまで臨まれ、オリンピックをはじめとする世界大会への出場選手の育成に大きく寄与された」として表彰されることになった。

 表彰式では梅村清英総長・理事長から個人表彰の大谷さんと、団体表彰でホーメックスの代表として営業本部営業部(当時は所長)の野村雄二さん、事業本部総合サービス事業部総合管理1課の櫻森謙次さんに表彰状と副賞が手渡された。

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個人表彰 団体表彰

 梅村総長・理事長は「本来であればこのような機会をもっと早く設けたかったですが、今日表彰させてもらい、日頃感じている感謝を伝えることができて嬉しいです。今後、中京大学、附属高校ともにしっかりと歩み、期待に沿える学園づくりを行っていきたいと思うので、これまで以上に学園に貢献していただけるようお願いします」と祝辞を述べた。

 大谷さんは「まさか自分が名誉ある素晴らしい賞をいただけると思っていなかったので驚いています。この賞を励みに、これまで以上に目配り、気配りをして警備を頑張りたい」と話した。

また野村さんは「世界のトップ選手が滑る氷を作ることは初めてのことも多く、たくさん学ぶことができました。設備管理や植栽管理を通して、学生が中京大学で4年間快適なキャンパスライフを過ごせたと言えるように、中京大学をバックアップできるパートナー企業として頑張っていきたいです」と話し、櫻森さんは「アイスアリーナで学生の育成に役立つように氷を仕上げ、しっかりと滑れる状態にしておくことを引き続きやっていきたい」と意気込みを語った。

 表彰式の後には懇談も行われた。大谷さんは50年ほど野球の審判を続けているといい、梅村総長・理事長は「いつも出勤する際は笑顔で出迎えていただき、審判をやられているからか、きびきびとした動きが素晴らしいと思っています」と伝えた。また、「ホーメックスのアイスマンの皆様には、本学のみならず日の丸を背負った有名選手が練習するなかで、精度の高い氷を保ってもらっています。中京大学のリンクの氷が良いと言われるのに様々な要素はあるものの、しっかりとした土台を作っていただいています」とあらためて感謝の意を伝えた。

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(左から)名古屋ビルサービス株式会社のマネージャー・丸山武晴さん、執行役員・森正晴さん、大谷さん、

梅村総長・理事長、野村さん、櫻森さん、ホーメックス株式会社代表取締役・餅原幹也さん

2019/12/02

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