【学長賞】IWAIT国際会議で最優秀論文賞を受賞した学生らが受賞

 工学部橋本研究室の川瀬陽平さん(工学研究科修士1年)、田口皓一さん(2018年度工学研究科卒)、橋本学教授の研究グループと、目加田研究室の楊宗哲さん(2018年度工学研究科卒)、目加田慶人教授、山田雅之教授、道満恵介講師の研究グループは、1月にシンガポールで行われた国際会議「IWAIT- IFMA2019」の論文発表が最優秀論文賞にあたる「Best Paper Award」に選ばれた。これにより川瀬さん、田口さん、楊さんは学長賞を受賞した。

 川瀬さん、楊さん、橋本教授、目加田教授は11月4日、安村仁志学長を訪問し、学長賞の表彰状と副賞を受け取った。

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安村学長から表彰状が贈られた川瀬さん(左)と楊さん

 楊さんは今年3月に卒業し、人材派遣の仕事に携わっている。台湾出身で、国立政治大学(台北)から本学の大学院の試験を受けて工学研究科の目加田研究室で画像処理や文字認識の技術について研究した。川瀬さんは研究科で「組立作業の熟練者の技」をセンシングなどで読み取る研究を行っており、最終的には機械で熟練者の技を再現することが目標だという。安村学長が「将来どういったことに興味がありますか」と聞くと、「画像処理や人工知能といった、今の研究を生かすことができる仕事に就きたいです」と将来の夢を語った。

 IWAITはアジアを中心とした国際会議で、発表は英語で行われる。学生らは「2か月前頃から発表練習をして質問などにも対応できるよう鍛えられました」と振り返った。

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(左から)橋本教授、川瀬さん、楊さん、安村学長、目加田教授

 受賞した際の記事はこちら。

 「工学部・工学研究科の学生、教員らが国際会議IWAIT2019で「最優秀論文賞」 中京大学から2件受賞」

2019/11/05

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