国際英語学部・高橋未奈美さんが学長賞 学生英語スピーチコンテスト優勝

 昨年12月に行われた第8回学生英語スピーチコンテストで優勝した高橋未奈美さん(国際英語学部4年)が10月10日、学長賞を受賞した。

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 (左から)安村仁志学長、高橋さん、佐野先生

 同コンテストは、愛知県内の大学生を対象とし、今回は「Things that I value(私が大切にしていること)」をテーマに開催された。今年の出場者は8人。高橋さんは大学1年の時から学んでいるフェアトレードを題材に倫理的購買選択が大切であるとして、安価だからという理由で商品を購入すると、間接的に児童労働や環境破壊に影響を与える可能性があることを訴えた。開発途上国の製品を適正な価格で継続的に購入し立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指すフェアトレードのように、地球環境や労働環境に配慮された商品を選ぶことは、良い選択であると話した。高橋さんのゼミの指導教員である佐野八重准教授は「いつも対応が早く、かつ正確なものを作ってくれます。オープンキャンパスでの高校生に向けたプレゼンテーションも依頼しました」と話した。

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 高橋さんはアメリカ・テネシー州のリンカーンメモリアル大学で約9カ月間交換留学を経験している。中高生の時からスピーチコンテストに興味があり応募していたが、事前選考を通過することができず、今回のコンテストが初めての出場だった。

 受賞について高橋さんは「学長賞をいただけるとは全く思っていなかったので驚きました。国際英語学部で培った語学力を生かしてこれからも社会問題等、さまざまな事を学び続けようと思いました」と話した。

 安村学長は「卒業論文もあり大変かと思いますが、残りの学生生活も充実した時間を過ごしてください」とエールを送った。高橋さんは来年4月、食品商社に就職する。「就職後も英語が活用できる業務に就くことができたら」と話した。

2019/10/15

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