中京大勝ち点3で首位に並ぶ 愛知大学野球秋季リーグ

 愛知大学野球秋季リーグは9月28、29日、名古屋市で第5週が行われた。中京大は首位の愛知工業大に連勝、6勝3敗勝ち点3として愛工大とともに首位に並んだ。熱田愛知時計120スタジアムでの初戦は14安打で8-4と打ち勝ち、パロマ瑞穂野球場の第2戦は5-0で完封勝ちした。

 勝てば首位に並ぶ第2戦は香村篤史投手(スポーツ科2、中京大中京)が先発、走者を出しながらも丁寧な投球で連打を許さず、6回を無失点で伊藤稜投手(スポーツ科2、中京大中京)にマウンドを譲った。その伊藤投手も七回の立ち上がりこそ、先頭打者に2ストライクから四球を与え、冷やりとさせたが、速球を武器に3イニングを見事に抑えた。

 一方、攻撃では初回、二死無走者から死球出塁を足場に4番松井祐紀選手(スポーツ科3、掛川西)の左翼線二塁打で先制するなど2点を奪った。その後膠着状態が続いた六回、9番の小河内健吾選手(スポーツ科3、津商)が二塁に走者を置いて、左翼席へ貴重な追加点となる2ランを高々と放った。

 また、個人記録では愛知大学野球リーグの連続安打試合数記録を28まで伸ばし、依然更新中の和田佳大主将(スポーツ科4、鹿児島情報)がリーグ記録125安打の通算安打数でも新記録に迫っている。第5週を終えて120安打を記録しており、あと5本でタイ、6本で新記録となる。残るは第6週の対中部大とのカードだけで、何とも微妙な数字となっているが、和田選手は「自分の記録より、次は何として連勝することが大切。勝つことに専念します」と力を込めた。

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本塁打の小河内選手。迎えるのは次打者和田選手 三遊間に安打を放つ和田選手(第2戦2回表)

2019/09/30

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