男子ハンマー古旗選手2連覇 対校順位は男子5位 女子8位 陸上インカレ

 陸上競技の第88回日本学生対校選手権大会(陸上インカレ)が9月12-15日、岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開かれた。中京大は対校戦で男子が総合得点36点で昨年と同じ5位に、女子は31点で8位と順位を三つ落としたものの、ともにトップ8入りは果たした。男子は順天堂大が日本大の8連覇を阻んで9年ぶりの優勝、女子は筑波大が連覇した。

 今大会は雨天に悩まされた日本選手権とは一転、好天に恵まれたが、暑さとの戦いとなった。個人では第2日の女子1万メートル競歩で矢来舞香選手(スポーツ科3年)が47分29秒75で、最終日の男子ハンマー投げで古旗崇裕選手(大学院体育研究科1年)が自身にとって65メートル42の平凡な記録ながら2連覇を達成した。両種目ではまた、女子1万メートル競歩の立見真央選手(スポーツ科2年)と、男子ハンマー投げの中村美史選手(スポーツ科2年)がともに6位入賞した。

トップを行く矢来選手.jpg女子1万メートル競歩優勝 矢来選手 DSC_1198.JPG男子ハンマー投げ優勝 古旗選手

 初日から好調だったのは女子。棒高跳びの南部珠璃選手(スポーツ科3年)が3メートル90で3位の表彰台に、円盤投げでは森川絵美子(スポーツ科4年)が4位、堀田葉月(スポーツ科3年)が7位と両選手が入賞した。

 第2日には男子も棒高跳びで石川拓磨選手(スポーツ科4年)が5メートル30を跳んで3位表彰台に、砲丸投げで杉本仁選手(スポーツ科4年)が6位に入った。また、女子はこの日も競歩優勝の矢来選手に加え、七種競技の飯嶌あかり選手(スポーツ科4年)が最終種目の800メートルで一つ順位を上げ3位となり、表彰台に上った。

5m30をクリアした石川選手.JPG男子棒高跳び3位 石川選手 DSC_0995.JPG女子100メートル障害8位 猪岡選手(右から2人目)

 第3日は女子100メートル障害の猪岡真帆選手(スポーツ科2年)が8位と短距離で初入賞し、男子十種競技では前日トップに立った西尾拓巳選手(スポーツ科4年)がこの日は順位を落としたものの、7位に粘った。そして最終日、第3日を終えて20位の男子がフル回転した。ハンマー投げ優勝の古旗選手のほか、走高跳びが大健闘。蛭子屋雄一選手(大学院体育研究科1年)が2メートル21、井戸田魁選手(スポーツ科4年)が2メートル18とともに自己ベストをクリアし、2位、3位となり、表彰台をにぎわせた。また、200メートルで川端魁人選手が8位入賞、男子は総合得点で20位から5位に上昇した。

DSC_1171.JPG男子200メートル8位 川端選手(左) DSC_1303.JPG男子走高跳び3位 井戸田選手

2019/09/23

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