学校対抗で女子が3位に 男子は5位 競泳インカレ2019

 水泳競技の第95回日本学生選手権大会が9月6~8日、東京辰巳国際水泳場で開かれた。学校対抗では女子は昨年と同じ3位を維持したが、昨年2位の男子は後半盛り返したものの5位にとどまった。8位以内が条件となるシード校には例年通り、唯一、中部地区の大学として入り、今年も伝統の力を示した。

 中京大勢は第1日、大会最初の決勝レース、女子50㍍自由形に2人が進出し、相馬あい選手(スポーツ科4年)が3位入賞で表彰台に上る幸先良いスタートを切った。さらにこの日の最終種目400㍍リレーでも女子は3位に入った。男子も健闘したが、4位入賞で表彰台は逃した。

 第2日も女子の活躍が光った。この日最初の決勝、200㍍自由形で1年生の今井美祈選手(スポーツ科)が2位に、100㍍バタフライで相馬選手が優勝、表彰台の真ん中に立った。相馬選手は予選を58秒25の好タイムで1位通過し、57秒台突入も期待されたが、惜しくも58秒51にとどまった。女子は400㍍メドレーリレーでも2位入賞した。男子では1年の松本周也選手(スポーツ科)が200㍍個人メドレーで4位と気を吐いた。

DSC_9264.JPG女子100mバタフライ優勝 相馬選手(中央) DSC_8887.JPG女子200m自由形2位 今井選手

 男子が表彰台の中央に立ったのは最終日。100㍍背泳ぎの宇野柊平選手(スポーツ科)だった。宇野選手は第1日の200㍍背泳ぎでは予選を通過できず、「100㍍では何とかします」と悔しそうに話していたが、見事に約束を果たした。ただ、タイムは55秒50とやや物足りなさを残した。また、松本選手は400㍍個人メドレーでバタフライ、背泳ぎの200㍍まではトップを快泳したが、平泳ぎで順位を落とし、惜しくも200㍍同様の4位に終わった。女子は最終日も大健闘。200㍍平泳ぎで千田舞奈美選手(スポーツ科3年)2位、100㍍自由形で西津亜紀選手(スポーツ科4年)が3位と表彰台をにぎわせた。

100㍍背泳ぎ優勝の宇野選手.JPG100m背泳ぎ優勝 宇野選手 200㍍背泳ぎ2位千田選手(左).JPG200m平泳ぎ2位 千田選手(左)
100㍍自由形3位西津選手(右).JPG女子100m自由形3位 西津選手(右)

DSC_0155.JPG女子メドレーリレー 秀野、千田、相馬、今井(左から)

2019/09/11

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