サッカー総理大臣杯全日本大学トーナメントが29日開幕 中京大は上位進出目指す

 サッカー部男子は今月29日から大阪市のヤンマースタジアム長居を主会場に行われる第43回総理大臣杯全日本大学トーナメントに東海地区第3代表として出場する。5年連続27回目で昨年はベスト4入り(3位)しており、今大会でも持ち味の走力を生かした活躍が期待される。さらに今年はもう一つ、10月12日から鹿児島県で開かれる全国社会人サッカー選手権大会にも出場が決まっている。

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攻撃パターンの練習を繰り返す選手たち

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総理大臣杯出場のトップチーム


 大所帯でもあるサッカー部は、選手の力量を勘案しながら6チームに分かれて活動、それぞれリーグ戦や大会などに参加している。総理大臣杯トーナメントに出場するのはトップチームで、全国社会人選手権には東海社会人リーグ2部に加盟している第3チームが見事に予選を勝ち抜き、出場権をつかんだ。

 全国の大学強豪チームが集う総理大臣杯はすでに目前に迫っており、中京大は大会初日の29日、ヤンマースタジアム長居で午後6時から大阪経済大(関西地区第3代表)と1回戦を戦う。永冨裕也監督は「ボールをしっかりと動かして得点力にもこだわりたい。大切なのはどんな状況でも自分たちの持っている力を十分に出し切ることです」と力を込める。サイドバックの青木天良主将(スポーツ科4)は「昨年以上(の成績)をという思いはありますが、1試合ずつ90分を通してみんなが共有意識を持って戦う、チームワークを体感したい」と話した。

 一方、全国社会人大会に出場の第3チームは、吉田匡孝監督から任された学生コーチの西川太智コーチ(スポーツ科4)が指揮を執る。第55回を迎える同大会には日本フットボールリーグ(JFL)入りを目指す全国の強豪も出場するが、西川コーチは「走力と球際のプレーだけは負けたくない」と話す。小中大樹主将(スポーツ科3)は「一つひとつ、目の前の試合に高いモチベーションをもって臨みたい」と日々の練習を大切にし、10月の大会に向かっている。

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全国社会人選手権出場の選手たち

2019/08/23

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