本学OBのプロボクシング世界チャンピオン田中選手が24日に防衛戦

 経済学部OBのプロボクシング世界ボクシング機構(WBO)世界フライ級チャンピオン田中恒成選手(畑中)は8月24日、名古屋市港区の武田テバオーシャンアリーナで、同級1位のジョナサン・ゴンザレス選手(プエルトリコ)と防衛戦を行う。5日には同市北区の畑中ジムでテレビ、新聞などの記者、カメラマンを前に、実兄のアマチュアボクシング田中亮明選手とのスパーリングを公開し、順調な仕上がりぶりを披露した。

DSC_7355.JPG兄の田中亮明選手と田中恒成選手(右)

 田中選手は昨年9月、ミニマム級、ライトフライ級に続き、フライ級でも世界チャンピオンとなり、世界最速タイのプロ12戦目での3階級制覇を成し遂げた。そして今年3月、田口良一選手(ワタナベ)を判定で破り、初防衛に成功した。戦績は13戦13勝(7KO)。

 2度目の防衛戦の相手となるゴンザレス選手は26戦22勝(13KO)2敗1分1無効試合の戦績を誇る、サウスポーの強豪であることから、ボクシング競技で東京五輪を目指すサウスポーの兄亮明選手にスパーリングの相手になってもらった。

 今回の防衛戦に向けては約2年ぶりに兄弟で練習したといい、この日のスパーリングでは2ラウンドを、ともにスピーディーな動きから打ち合った。田中選手は「(短い)2ラウンドということでテンポを上げてみた。1ラウンドごとに2、3回トップスピードを出せれば良い結果になると思う。試合ではスピードを存分に生かせて戦いたい」と自信をのぞかせた。

 試合の模様は、24日午後4時からCBCをはじめJNN系列で生中継される。

DSC_7462.JPGスパーリング

2019/08/06

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