台湾・国立嘉義大学と中京大学硬式野球部が台湾で親善試合

 学校法人梅村学園・中京大学と台湾国立嘉義大学の学術交流の一環として、中京大硬式野球部が訪台し、嘉義大硬式野球部と嘉義市立棒球場で2試合を行い、野球を通じて交流、親善を深めた。

 試合前のセレモニーでは嘉義市の黄敏恵市長が、嘉義市の歴史を振り返り、本交流の意義について述べ、祝福した。
また、嘉義大の艾群学長は「遠方より来てくださりありがとう。スポーツをきっかけにさまざまなことで交流していきましょう」と歓迎のあいさつを述べた。

 台湾映画「KANO」でも知られるように、両大学は、1931年夏の甲子園大会で中京大附属中京高校の前身だった中京商業学校と、嘉義大前身の嘉義農林学校が決勝戦で対戦したことなどをきっかけに、2015年12月に学術交流協定を結んだ。2016年8月には嘉義大硬式野球部が来日し、中京大学との間で「85年前の再現を」と国際親善試合を行った。

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2019/08/05

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