モーグル伊藤選手 学園首脳に現役引退の報告

 6月11日、フリースタイルモーグル伊藤みき選手(2009年度体育学部卒)が、学園首脳に現役引退の報告のため来学した。伊藤選手はトリノオリンピック(2006年)、バンクーバーオリンピック(2010年)、ソチオリンピック(2014年)と3大会連続して出場した。

 最初に伊藤選手が「長年オリンピックでメダルを取ることを目標に頑張ってきたが、北京五輪までの3年、中途半端な気持ちでは続けられないので現役引退し、新しいことに挑戦します」と挨拶をすると、梅村清英総長・理事長が「長年、世界のトップで活躍し、中京大学卒業生として大きな実績をつくってくれたことに感謝します」と労った。

 安村仁志学長が「次はどうされるのですか?」と尋ねたところ、「今まで多くの人に支援していただいたので、スポーツを通じて社会貢献をして恩返しをしたい」と答えた。

itou01.jpg 在学中の思い出、今秋開設のスポーツミュージアム、梅村学園100周年について話が盛り上がった。

 梅村総長・理事長が大学アクティブカラーであるトリコロールの意味や、校舎に採用されているアーチ型のデザインの由来を説明すると、伊藤選手は「そんな意味があったのですか」と感心しきりだった。

 最後に梅村総長・理事長が「現役を引退し新たな一歩を踏み出して頑張ってください。また100周年も協力よろしくお願いします」と話すと、伊藤選手は「はい、わかりました」と笑顔で答え懇談を終了した。

itou02.jpg安村学長、伊藤選手、船渡コーチ、梅村総長・理事長(左から)

2019/06/12

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