難波選手が7月の水泳世界選手権の代表に リレーでの活躍を期待

 5月末から今月初めにかけて、東京辰巳国際水泳場で行われた競泳のジャパンオープン男子100メートル自由形で49秒14の自己ベストで3位入賞した難波暉選手(2018年度スポーツ科卒、新東工業)が、世界選手権大会(韓国・光州、7月21~28日)の日本代表チームの一員に選ばれた。

 世界選手権の日本代表選考は、4月上旬に行われた日本選手権とジャパンオープンでの成績をもとに行われ、25人の代表選手が決まった。日本選手権で難波選手は100メートル自由形5位に終わり、その段階での代表17人には入れなかったが、ジャパンオープンでは見事な泳ぎを見せ、日本選手権、ジャパンオープンの総合評価で追加発表された8人に入った。世界選手権ではリレーチームの一員として活躍が期待される。

 難波選手はジャパンオープンのレースについて、「前半の飛び出しはベストラップの感じで行けました」と振り返った通り、好スタートから50メートルは23秒35のラップを刻み、首位で折り返した。後半、すでに日本選手権で自由形短距離の代表入りを決めている松元克央、中村克両選手に交わされたが、「(自分の泳ぎも)後半もまずまずで前後半のバランスは良かったと思う」と手応えをつかんだ様子。「全体をもう少し底上げし、選手権ではいい泳ぎをしたい」ときっぱりと話した。

DSC_4408.JPG日本選手権での難波選手のスタート

2019/06/11

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