3,017人が新生活をスタート 2019年度入学式 

 2019年度中京大学入学式が4月2日、名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館で行われ、学部生2,934人、大学院生83人の合計3,017人が新たな一歩を踏み出した。

HP入学式②.jpg

 会場前に設置した「入学式」の看板前では、保護者や友人らと記念撮影する長い列ができ、笑顔の中にも緊張感の漂う新入学生たちの姿があった。

 安村仁志学長は式辞で「集いたる若人は、この学び舎で学術の実を熱心に摘み取っていく。これぞ皆さんの母校、中京大学です。大学は夢・希望にあふれる学びの場です。自ら、よく考え・期待しつつ・勇気を持って決断することが重要です。自立的に自由に『私の大学時代』を作り上げ、一歩一歩新しいことを発見し、探求する醍醐味、達成度などを味わっていってください。また『自分にとって大事だ』と信じる事を持ち、こうありたいという希望を持ち『自分の学ぶ事・する事』を愛してください」と挨拶した。

 梅村清英理事長は「皆さんが入学したこの年は新しい時代が始まります。昨日新元号が『令和』と公表されました。ぜひ新時代を切り開いていく機会を持ち、社会のどの分野で自分を活かしていくか、考えて欲しいと思います。皆さんはこれから始まる学生生活に高い志を持ち、怠ることなく、常に校訓の『真剣味』で臨んでください。広く深く学びながら、これからの4年間で人脈を作ってください」と言葉が贈られた。

 入学生代表による宣誓では、スポーツ科学部・石川翔さんより「謙虚な気持ちを忘れず、たくましく成長していきます。ひとつひとつの物事にしっかりと向き合い、自分から行動を起こす意識を強く持ち、様々な事に挑戦していきたいです」と誓いの言葉が述べられた。

HP学歌斉唱.jpg
学歌を斉唱

 式典終了後、スポーツ科学部に入学したフィギュアスケートの横井ゆは菜選手、ショートトラックスピードスケートの井上瑠汰選手が新聞・テレビの取材に応じた。

 横井さんは「フィギュアの面では、『楽しむ時・追い込む時』など生活のメリハリをつけ、充実した時間を過ごしていきたいです。大学生活では、授業の内容が大変そうなので単位をしっかり取り、友だちと遊んだりしたいです。まずは『ごはん行こうか』の流れ作りをつかんでいきたいですね」と話した。

 井上さんは「スケートでは、大学内にリンクがありますし選手層も厚いですし、この練習に没頭できる環境で、自分の成長具合がどこまで行くのか楽しみです。生活面では、一人暮らしなので、自炊を頑張っていこうかと思っています」と大学生活の意気込みを語った。

HP井上選手と横井選手.jpg
(左から)井上選手と横井選手

■ 安村学長の式辞(全文)

■ 梅村総長・理事長の祝辞(全文)

2019/04/05

  • 記事を共有