プロボクシング世界王者田中選手 岐阜市で今月16日に防衛戦

 プロボクシング世界ボクシング機構(WBO)フライ級チャンピオンで本学経済学部OBの田中恒成選手(経済学部卒、畑中)が3月16日、岐阜市の岐阜メモリアルセンターで、元ライトフライ級2団体統一チャンピオンの田口良一選手(ワタナベ)と初防衛戦を行なう。試合開始は午後4時の予定。試合の模様はCBCをはじめJNN系列で全国中継される。当日の開場は正午で、午後0時半から若手選手の試合やセミファイナルなども行われる。

 田中選手は昨年9月、当時の王者、木村翔選手に判定勝ちし、世界最速タイの12戦目で3階級制覇を達成した。戦績は12勝(7KO)。田口選手とは一昨年、お互いに別団体のライトフライ級王者だったことがあり、その時には統一戦へ向けての動きもあったが、実現できなかった。田口選手は昨年5月、ライトフライ級のタイトルを失い、それ以来の再起戦となる。戦績は32戦27勝(12KO)3敗2分。

 田中選手は試合に向けて順調に調整を進めており、「田口選手とはずっとやりたいと思っていました。熱い試合をします」と力を込めた。

初防衛戦を行う田中選手.JPG

2019/03/05

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