陸上競技部 杉浦選手が読売犬山ハーフマラソン優勝

 第41回読売犬山ハーフマラソンが2月24日、愛知県犬山市の内田防災公園を発着するコースで行われ、女子ハーフに出場した陸上競技部の杉浦穂乃加選手(スポーツ科3年、愛知黎明)が1時間13分31秒の好タイムで優勝した。スタートからトップ集団につけた杉浦選手は、木曽川河畔を駆け抜ける堤防道路の残り6キロ余りの地点でスパートし、2位の日本体育大・花野選手に52秒の大差をつけた。また、男子ハーフでは横田佳介選手(スポーツ科1年、拓殖大第一)が1時間4分28秒の自己ベストでゴールした。惜しくも8位入賞はならなかったものの、9位とトップ10入りを果たした。このほか男子2選手、女子3選手が出場し、それぞれの目標に向かって好走した。

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レース後、会心の笑顔を見せる杉浦選手と川口コーチ

 杉浦選手は2度目のハーフマラソンで、一昨年の自己記録を3分近く縮めた。「表彰台に上れる3位以内を目指していましたが、まさか優勝とは」と振り返ったが、河畔道路でトップに立つと、ここぞとばかりにスパートをかけて見事に勝負を決めた。「ちょうどいいペースの男子選手がおられたのでうまくその人に付くことができました。これ(優勝)をきっかけに今年は5000メートルで15分台をマークしたい」とさらに前を向いた。

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好タイムでゴールの横田選手

 一方、横田選手は、3月10日に大津市で行われる、びわ湖毎日マラソンの出場を目標に調整を続けており、その一環として犬山を走った。やはり2度目のハーフマラソンで自己記録を2分程度短縮、レース前に話していた通りの1時間4分台で走り抜いた。「この後、疲れを取りながらびわ湖に向けて整えていきたい。ここまでは順調です」と初のフルマラソンへ意欲を見せた。目標タイムは2時間10分台半ば。社会人生活を3年ほど送った後、2018年4月に中京大に入学した。学びととともに陸上競技での高みを目指している。

 川口孝志郎コーチは「両選手とも冬場の練習を一生懸命にやってきて本物の実力をつけてきました。きょうのレースが成長を証明してくれました」と納得の表情だった。

2019/02/25

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