スポーツミュージアム 第4回プレ・オープン展示開催中
中京大学スポーツミュージアムの第4回プレ・オープン展示が11月4日まで(27、28日閉室)、豊田キャンパス9号館2階大会議室で開かれている。今回は「燦(きら)めきの先に―氷雪に挑む」をテーマに冬季五輪を中心に冬のスポーツに焦点を当てている。
日本で開催された札幌(1972年)、長野(1998年)オリンピックを中心にアスリートたちの雪と氷の世界への挑戦の軌跡をたどるとともに、森林の伐採など冬季五輪が生み出した影の部分にも触れている。
札幌オリンピック | 長野オリンピック |
五輪選手が実際に使った道具などの展示もあり、長野五輪ショートトラックで使われた勅使河原郁恵選手のスピードスケート靴、平昌五輪フリースタイルスキー・モーグル種目の堀島行真選手のスキー板など、幾つもの<本物>が並んでいる。また、「IDカードから見た世界」の展示では小塚崇彦さんがバンクーバー五輪をはじめ、多くの国内外の競技会で使用したIDカードが並べられ、インタビューの映像も見ることができる。
小塚選手のIDカード | VR体験コーナー |
バーチャルリアリティー(VR)のコーナーには、1990年まで行われていたフィギュアスケートのコンパルソリー(規定)が再現され、コンパルソリーの演技をリンクの中央にいる感覚で楽しむことができる。入場無料。