ショートトラックの吉永、平井両選手がW杯出場へ

  ショートトラックスピードスケートの全日本距離別選手権大会が10月上旬、長野・野辺山の帝産アイススケートトレーニングセンターで開かれ、男子の吉永一貴選手(スポーツ科1年)=写真上=と女子の平井亜実選手(スポーツ科3年)=写真下=が、ISUワールドカップの今季第1戦(11月2~4日・カナダ・カルガリー)から第3戦(12月7~9日・カザフスタン・アルマトゥイ)までの派遣選手に選ばれた。

吉永.jpg 男子1000m表彰.jpg

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 吉永選手は初日の1500㍍と500㍍ではミスもあって下位に沈んだが、翌9日の1000㍍では見事な滑りで優勝し、W杯出場権を手にした。一方、平井選手は優勝種目はなかったものの、500㍍で4位、1000㍍で3位と上位に食い込んでポイントを重ね、大学生になって初めてのW杯出場をつかんだ。吉永選手は「最後のレースを1位でゴールし、ホッとしました」と話し、平井選手は「自分を信じてやってきて良かった」と目元を赤くしていた。

2018/10/17

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