スキーモーグルの伊藤みき選手、学園首脳を表敬訪問

 フリースタイルスキー・モーグルの伊藤みき選手(2009年度体育学部卒・北野建設)が6月22日、名古屋キャンパスを訪れ、梅村清英総長・理事長、安村仁志学長ら学園首脳に昨シーズンの報告と感謝を述べた。

HPIMG_2386.jpg

 伊藤選手は、これまでトリノ、バンクーバー、ソチと3大会連続で日本代表として冬季オリンピックに出場。世界選手権でも3度表彰台に立つなど世界のトップレベルで戦ってきた。昨年9月には、本学名古屋キャンパスで平昌五輪出場に向けて国内予選を控えている在学生、卒業生を応援する会が開かれ、伊藤選手も卒業生として出席した。

 惜しくも平昌五輪派遣推薦基準(W杯・12位以上)を満たすことができず、4大会連続の代表入りを逃した。

 伊藤選手は「一つの目標を逃してしまいましたが、この経験を今後の競技人生に生かしていきたいと思います」と振り返り、梅村総長・理事長は「今回の経験は必ず今後の糧になると思います。これからも自分の目標に向かって頑張ってください」と話した。

 安村学長は「次シーズンに向けて、気持ちの切り替えが難しいですね」と問いかけ、伊藤選手は「今回は本当に悔しかったですが、たくさんの方が応援してくださったので、ここで全部終わらせてはいけないと思いました。支えていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 梅村総長・理事長は「ケガにも注意して頑張ってください。今後の活躍を期待しています」と激励し、伊藤選手は「ケガに苦しめられた時期があったので、ケガがあって良かったと笑って終われるように頑張りたいと思います」話した。

 伊藤選手は、今後も競技を続けていく。

HPIMG_2405.jpg

    (左から)安村学長、梅村総長・理事長、伊藤選手、
     船渡コーチ(中京大学スキー部)、松尾企画局長

2018/06/25

  • 記事を共有