国際英語学部榊原聖菜さんが「Raymond Murphy Scholarship Essay Contest」で優秀賞受賞

 国際英語学部キャリア専攻3年の榊原聖菜さんが5月11日、日本の16歳以上の学生および小学校・中学校・高校の英語科教員を対象としたRaymond Murphy Scholarship Essay Contestで優秀賞を受賞した。

 優秀賞受賞者は榊原さん含め計6人で、そのうち4人は学生、2人は教員であった。

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 コンテストの課題は「世界で活躍するために必要なスキルは何か」。

 榊原さんは人と関わることが好きで、これまでアメリカやカナダ、スペインなど様々な国へ行き、現地の人との交流を通して日本の文化を伝えたり、現地の文化を学ぶなどしてきた。

 今回のコンテストでは海外で様々な人と関わって学んだことを交えながら世界市場で必要なスキルについて述べている。

【エッセイ要約】

 世界市場において大切なスキルとは?と聞かれると、多くの人が語学力だと答えるだろう。しかし、英語はWi-Fiに過ぎないのである。Wi-Fiはインターネットにつなげるための手段であるように、英語も人と関わるための手段なのである。このグローバルマーケットで生き抜くためには、英語力だけでなく異文化コミュニケーション能力も必要だ。この大学生活で、いろんな国の人と関わってきた経験から、先入観や差別観などの執着を手放し、必要に応じて柔軟に対応することが大切だと学んだ。習慣や文化の違いで驚くこともあったが、逆に違った価値観の人と関わることにより新しい発見があり、考えや文化を受け入れ「知る」ことの楽しさを感じることができた。柔軟性、共感、意思表示、オープンな心、そして自分の視点からだけでなく、視野を広げ、様々なアングルから物事を判断することこそが、グローバルの世界で成功する秘訣なのではないか。これからも "Wi-Fi" をつかって、異文化に興味を持ち続け、冒険していきたい。

 榊原さんは優秀賞の副賞で7月中旬から2週間、イギリス・ベルケンブリッジ学校で語学留学をする。

【榊原さんコメント】

 今回、エッセイが選ばれて本当に驚いています。一年生の時は、英文の組み立て方さえもよく分からないというレベルでしたが、授業で培ったライティング力、そしてこれまでの異文化体験がこの結果に導いてくれました。日々の積み重ねがいかに今後の自分を左右していくのだと実感しました。これからも全力で学業に励んでいきます。

 ※「Raymond Murphy Scholarship Essay Contest」優秀賞榊原さんの本文はこちら

2018/05/29

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