中部学生就職連絡協議会連合会「企業と学生に関する部会」主催 10大学の学生が空港業界を共に学ぶ「中部国際空港セントレア空港業界プレミアムツアー」に中京大生が参加

中部学生就職連絡協議会連合会「企業と学生に関する部会」の今年度の事業として、空港業界セミナーがセントレアで初めて開催され、中京大生5人が参加した。当日は、ECC エアライン学院から業界・職種セミナーをはじめ、名古屋エアケータリング(株)・(株)ドリームスカイ名古屋の協力を、フィールドワークやディスカッション等への参加を通じて、その魅力を再発見するとともに、現場で求められる学びや視点の理解を目的に実施された。

【活動内容報告】

1.概要

目 的 :空港を「就職先」の視点で捉え、現場を見ながら学生の就職活動に役立てる

日 時 :2018 2 9 日(金)11:0017:00

会 場 :中部国際空港 R-1 会議室

学生の参加状況 

 以下の部会メンバー校(10 校)より計 40

 愛知淑徳大学、静岡産業大学、鈴鹿医療科学大学、中京大学、中部大学、

 中部学院大学、東海学園大学、名古屋経済大学、名古屋市立大学、日本福祉大学

2.スケジュール

11:00 オリエンテーション (R-1 会議室)

11:15 エアライン業界・職種セミナー ECC エアライン学院)

12:15 「名古屋エアケータリング」へ移動

12:45 「名古屋エアケータリング」業界・企業説明+昼食

13:45 「ドリームスカイ名古屋」へ移動

14:15 「ドリームスカイ名古屋」業界・企業説明

14:45 「ドリームスカイ名古屋」班別で職場見学

16:00 空港内見学

16:30 アンケート記入

17:00 解散

3.各行程記録

 I.エアライン業界・職種セミナー(ECC エアライン学院)

 空港業界に特化した専門学校講師による講演では、キャビンアテンダント(CA)およびグランドスタッフ(GS)職について、外国人観光客の増加、観光立国としての熱の高まりを踏まえ、その職務内容や採用情報について説明がありました。

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 II.「名古屋エアケータリング」業界・企業説明+昼食

 中部国際空港の機内食を 100%受注する企業による会社紹介では、栄養士職のみならず、営業・総務系など全学科対象の採用計画があり、国外企業との折衝を担当する職務内容などについても触れられました。

 昼食では、学生が実際に和食または洋食の機内食を体験し、メニューの企画・立案や文化・信仰による使用食材のルールや、外国人観光客を意識した日本食へのこだわりなどについても説明がありました。

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 III.「ドリームスカイ名古屋」業界・企業説明

 中部国際空港にてJALグループ便、外国航空会社の業務受託を行う企業による、グランドスタッフ(GS)職の細目について説明では、旅客(搭乗カウンター、ラウンジ等)、航務(運航支援・管理等)、エアカーゴ(荷物搭載・管理等)の3つに大別される職種について説明がありました。

 企業担当者の引率により、前後半に別れ航務グループ(バックオフィス)、搭乗カウンターにて運航支援や荷物の預かり等、業務の様子を見学しました

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 IV.空港内見学

 日本福祉大学学生のボランティアガイドにより、班別にて中部国際空港内を見学しました。

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4.所見

学生のアンケートからは、空港業界や固有企業の事業・職務内容について知ることで、 志望理由の明確化および働くイメージの具体化がなされたとの意見が見られました。

 また、終盤の空港見学では、目に映る施設や設備、テナントに入る企業なども、空港 業界と関連する企業・部門としてメモを取る学生も見られたため、本取り組みの目的であった『空港を「就職先」の視点で捉え、現場を見ながら学生の就職活動に役立てる』ことを果たせたと感じました。

2018/03/06

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