豊田キャンパス新体育館 竣工式を開催
中京大学豊田キャンパス新体育館(3号館)の竣工式が2月28日、梅村清英総長・理事長、安村仁志・中京大学学長をはじめ学園関係者らが出席して行われ、完成を祝った。式ではまず、正面玄関前で学園、中京大、設計、建設会社の代表者がテープカットをした後、1階アリーナに移り、厳かに式典を執り行った。
真新しい体育館は地上2階建て。1階のアリーナは床面積2471.6平方㍍、高さ12.5㍍、大体育館(6号館)よりやや広い。バスケットボールコート3面、バスケット2面とバドミントン3面、また、ハンドボールと新体操、チアリーディングの練習スペースなどとして、同時に使うことができる。冷暖房の設備も整えられており、授業やクラブ活動だけでなく、式典会場としての利用も可能だ。
アリーナ北側には、広場に面してスポーツテラスや多目的室が設けられ、学生や選手たちの休憩やミーティングに利用できる。1階のアリーナを望む2階には264席の観客席が設けられている。2階にはまた、2019年夏にスポーツ・ミュージアムが開館する予定になっている。
竣工式の後、豊田キャンパス19号館で懇親会が開かれ、挨拶で梅村総長・理事長が「無事故で今日を迎えられたことを感謝します」と述べ、「2年後は東京五輪、この素晴らしい環境の下で素晴らしい選手が出て、授業その他でも実績を挙げていければ」と期待を込めた。また、乾杯の音頭をとった安村学長は「すべてのみなさんのチームワークで新たな、夢の殿堂が完成した。床はモザイクのように組み合わさっていてまさにチームワークの象徴、感動しました」と喜びを語った。