柔道のSMART CAMP2017が実施されました

 8月4日~6日、中京大学豊田キャンパスにおいてSMART CAMP 2017が実施された。

 これはスポーツ科学の知見を応用し、参加者の柔道の競技力向上を目指すもの。また、中京大学体育会柔道部ならびに中京大学スポーツ科学部を、より多くの人に知ってもらうことを目的として企画され3日間の合宿形式で行われた。

 今回は世界柔道選手権大会2010の優勝者であり日本代表コーチである秋本啓之氏を招聘し、特別講習が催された。

 全国の高等学校26校から男子232名、女子78名が参加した。(これ以外に、小中学生の参加もあり)

 合宿では稽古や練習試合のみならず、トレーニング方法や栄養と体育など、柔道を科学的な見地から知るための講義も実施された。最終日、秋本啓之氏の特別講習では「秋本返し」「背負い投げ」の指導が行われ、参加者は熱心に取り組んでいた。

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 この企画運営にかかわった柔道部長嶋風音さん(スポーツ科学部3年・三宅ゼミ)は、「三宅先生の指導の下、スポーツ科学部の三宅ゼミ生を中心に、柔道部が一丸となって挑んだ今回の企画・運営は、自分達の力不足を感じる場面が多々ありました。しかし、それ以上に吸収する事が多くあり、とても充実した3日間となりました。秋本啓之先生の講習会では、元世界チャンピオンの技と人間性を学び、大変貴重な時間を過ごすことができました。」と感想を述べた。

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 主催した中京大学スポーツ科学部講師、柔道部監督・部長の三宅恵介氏は「このキャンプは稽古のみならず、様々な座学を実施し、スポーツ科学の知見を多くの人に知ってもらうことを目的として、三宅ゼミ生が企画・運営をしました。最終日には、講師として元世界チャンピオンの秋本啓之先生をお招きし、技の講習をしていただきました。「スマート」と呼ぶには程遠い内容でしたが、多くの先生方にご指導をいただき、何とか無事に終えることができました。」と語っていた。

この企画は今後も継続して実施される予定である。

2017/08/08

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