ボクシング田中恒成選手 八事日赤病院を慰問

 6月21日(水)、プロボクサー田中恒成選手(中京大学経済学部4年)が入院患者さんの慰問のため名古屋第二赤十字病院を訪問した。

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小児病棟で3択クイズを行っている様子


 田中選手は2016年12月に行われた試合で、WBO世界ライトフライ級王座決定戦を行い、日本最速タイ記録となるプロ8戦目で世界2階級制覇を成し遂げ、2017年5月には同級タイトル戦で初防衛に成功している。

 田中選手は小児病棟で、自ら持参したチャンピオンベルトやグローブを子どもたちに持たせるなどして交流した。子どもたちから「ベルトをもらってどんな気持ちか」との質問に、田中選手は「嬉しかった。でも、ベルトをもらった喜びよりも試合に勝てた喜びのほうが大きい」と答えていた。

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ベルトを見せている様子 紙ボクシングをしている様子

 整形外科病棟では、「試合のときは必ず勝つという気持ちを持って望んでいますか」との質問に、田中選手は「もちろんです。どんな状況でも自信をもっています」と答え、その他たくさんの質問にも一つひとつ丁寧に答えていた。質疑応答の最後に「どんな相手でも最後まであきらめず戦いますので、是非試合を見て下さい。僕はボクシングでしか伝えることができませんので」とメッセージを送った。

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患者さんと会話している様子 ベルトを見せている様子

 田中選手は慰問を終えて「今回はこのような良い機会を与えていただき、とても嬉しいです。言葉よりも、ベルトを見たり触ったりして何かを感じてくれたらと思います」と話した。

2017/06/23

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