学校法人梅村学園と公益財団法人服部国際奨学財団が協定を締結
学校法人梅村学園と公益財団法人服部国際奨学財団が6月8日(木)、中京大学在学生を中心とする梅村学園の学生・生徒に対して継続的に奨学金を提供する包括協定と覚書を締結した。
締結後に握手をする 梅村総長・理事長(左)と瀬田理事長 |
締結式は午後4時から中京大学名古屋キャンパスで行われ、梅村清英総長・理事長、服部国際奨学財団の瀬田大(せた だい)理事長はじめ、双方の関係者が出席し協定書を取り交わした。
この協定は中京大学が有する対高等学校へのチャネルを通じて、服部国際奨学財団の活動を広く社会に発信し、多くの学生・生徒に奨学金受給の機会を提供することで、経済的に恵まれない学生が安心して就学に臨むことができる機会や環境を整備することが目的。
締結にあたって瀬田理事長は「中京大学は学生の国際化、資格取得、キャリア支援のノウハウと実績は中部地区でもトップクラスと聞いております。そのような実績のある大学との提携を大変心強く感じております。これからもお力添えをいただきながら、ともに人材育成に努めていきたい」と挨拶した。
締結式の様子 |
また、梅村総長・理事長は「今後教育業界を取り囲む環境はますます厳しくなってまいります。その戦略としてアジア圏の優秀な生徒たちに中京大学に進学していただき、出身国との架け橋となっていただく。そして、中京大学のみならず名古屋市、愛知県、日本との架け橋になっていただくような人材と服部国際奨学財団ご協力のうえで結びつきが太くなっていくことを願っています。今まで、韓国・台湾などの学校と協定を結んで参りましたが、今後もアジアに目をむけ、中京大学に進学いただけるような道筋をつくっていきたい」と述べた。
挨拶する梅村総長・理事長 | 挨拶する瀬田理事長 |
挨拶するリンさん |
続いて、奨学生を代表してこの4月から同財団の奨学金を受けているレー・ティ・トゥイ・リンさん(中京大学経営学部経営学科3年)が挨拶し、学生生活やゼミでの研究内容ついて話した。また在日ベトナム学生青年協会に所属し、ボランティア活動にも積極的に参加していることを説明した。リンさんは「こういった活動ができるのは服部国際奨学財団の方が支援してくれているからです。とても感謝しています。大学の授業、ゼミ活動、ボランティア活動も楽しみながら頑張りたいと思っています」と感謝の気持ちを述べた。
今後は服部国際奨学財団が主催する奨学生向けの各種イベントにおいて、中京大学がプログラム開発の補助や講師派遣等の支援を行い、同財団とともに奨学生の人材育成に貢献していく。
通知書授与 |
また、7月16日・17日に開催される「中京大学オープンキャンパス」にて同財団がブース出展し、高校生や保護者に奨学金の案内を行う予定。
瀬田理事長(左)と梅村総長・理事長 |