公開講座「景気シンポジウム」 1154人が聴講
中京大学の公開講座「景気シンポジウム 来年の経済見通し」が12月6日、名古屋市のマリオットアソシアホテルで開かれた。景気シンポジウムは今回で30回目。年末恒例となっており、この日も1154人が聴講した。
国内外の経済情勢について語り合うパネリストら |
パネリストは波多野淳彦・中部経済産業局長、宮池克人・中日本高速道路CEO、富田英之・中部経済同友会代表幹事・東朋テクノロジー社長、内田俊宏・中京大学経済学部客員教授の4人。奥野信宏・梅村学園理事がコーディネーターを務め、話し合われた。
来年の経済の見通しについては「世界経済は3%前後で成長するが、日本は1%前後の成長だと予想されている」との見方が示された。また、国際的な経済情勢については「EUは結束のくずれなどもあり成長が厳しく、中国は安定的なところに向かい、資源を輸入するインドなどはかなり成長するとみられている。日本がいかに世界経済の成長率に近づいていけるかが重要」との指摘もあった。
聴講者で満席となった景気シンポジウムの会場 |