リオ五輪体操団体4位、個人総合8位の寺本明日香選手(スポーツ科学部3年)、坂本周次ヘッドコーチ、学園首脳に結果を報告

 リオデジャネイロ・オリンピックの体操女子団体4位と48年ぶりの4強入りに貢献し、個人総合では52年ぶり8位入賞を果たした寺本明日香選手(スポーツ科学部3年、レジックスポーツ)と、女子体操ヘッドコーチの坂本周次氏(76年度体育卒、レジックスポーツ代表)が8月26日、梅村学園本部を訪ね、梅村清英総長・理事長、安村仁志中京大学学長、北本暢専務理事に五輪の成果を報告した。

 梅村総長・理事長は「オリンピックで大変いい結果を残し、また帰国早々インカレに出場して個人総合で優勝おめでとうございます。ロンドン五輪からの苦労を乗り越え、笑顔の報告うれしく思います」とねぎらった。寺本選手は「今回はキャプテンの責任もあり、重圧感はありましたが、決勝で演技をやり切れたのがよかったです。チームの雰囲気は上下関係も厳しくなく、やりやすかったです。ロンドン五輪の時の倍プレッシャーがありましたが、倍の感動も得ることができました」と答えた。

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左から北本専務理事、安村学長、寺本選手、坂本コーチ、梅村総長・理事長


 坂本氏も「オリンピックでは世界の強豪を前に高校生、大学生主体の若いチームが元気のよさを出せたのが結果につながったと思います。インカレはリオから帰国してそのまま福井県の会場に移動しましたが、3連覇できてよかったです」と語った。安村学長は「寺本選手を応援するため、大学は豊田でパブリックビューイングを開催し、メダルの夢も見られた。中京大学4大綱の『チームワークをつくる』が実践されました」と喜びを伝えた。また北本専務理事は「誰よりも練習するという寺本さんの結果が出たのではないかと思います」と褒めたたえた。

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報告する寺本選手と坂本コーチ

 

 また安村学長が「手の豆が途中でつぶれたと聞きましたが」との質問に対し、寺本選手は「団体決勝の時につぶれて皮がめくれてしいました。本番は素手でやりましたが、緊張感からか痛みは感じなかったです」と裏話を披露した。

 その後、報道関係者からの取材に対し、寺本選手は「休みが取れたらショッピングや遊園地などにも行ってみたい。海外旅行も試合以外で行っていないので、モルジブなどに行ってみたいです」と大学生らしい一面も見せていた。

 東京オリンピックについては「海外では30歳、40歳でも活躍している選手がいます。私も東京五輪の時は24歳なので、ぜひ頑張って出たいと思っています。後輩の土橋ココ選手(名経大市邨2年、レジックスポーツ)とも一緒に出たいと思います」と決意を新たにしていた。

2016/08/26

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