アルティメット豪代表で活躍した鮫島選手(2006年度体育学部卒)、総長・理事長、学長と懇談

 中京大学出身のアルティメット選手で6月の2016年世界アルティメット&ガッツ選手権大会にオーストラリア代表チームの一員として活躍、このほど日本に帰国した鮫島萌さん(31)=2006年度体育学部卒=が2日、本学に梅村清英総長・理事長、安村仁志学長を訪ね、懇談した。

 鮫島さんは愛知県春日井市出身。中学、高校はバレーボールに打ち込み、中京大学でアルティメットに出会った。安村学長が「この競技を知ったのは10年ほど前。自分のゼミ生に選手が2人いた」と話すと、鮫島さんは「当時ちょうど私が在学していた。大学日本一のチーム」と応じた。

 日本代表となり、2012年の世界大会では優勝を果たした。誘いを受けて2015年、オーストラリアに渡った。梅村総長・理事長は「若いころ2年ほど暮らしたオーストラリアには特別な思いがある」と語ると、鮫島さんは「メルボルンは安全で住みやすい町だった」と振り返った。

 オーストラリア代表としての成績は5位に終わったものの、早くも次の目標を強豪・米国でのプレーに置く。「サンフランシスコで、もう一度自分の力を試す」考え。「2024年夏季オリンピックの競技種目にもなりそう。中京大学の学生も大きな目標に向かって頑張ってほしい」と後輩へエールを送った。

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アルティメットへの情熱を語ってくれた鮫島萌さん(中央)と梅村清英総長・理事長(左)、安村仁志学長(右)=名古屋キャンパス本部棟で


2016/08/03

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