フィギュア世界選手権 浅田、本郷、宇野選手の派遣決まる 全日本選手権結果

 フィギュアスケートの第84回全日本選手権大会が12月25日から27日まで、札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われた。
 
出場した学園選手のうち、女子総合は浅田真央選手(中京大学アドバイザー)が3位、本郷理華選手(スポーツ科1、愛み大瑞穂)4位、男子総合は宇野昌磨選手(中京大中京3)が2位となり、3選手が世界選手権(2016年3月23日ー29日、米ボストン)への派遣が決まった。また、世界フィギュアに出場する3選手と、男子総合3位の無良崇人選手(2012年度体育卒、洋菓子のヒロタ)は、四大陸選手権(2016年2月16日ー21日、台湾・台北)に派遣される。

 休養をはさみ2年ぶりの全日本選手権出場となった浅田選手は、フリーで今季一番の演技を見せ、131.72点を獲得。前日のショート・プログラム(SP)は6位(62.03点)だったが、総合で193.75点の3位となり、銅メダルを獲得した。
 本郷理華選手(スポーツ科1、愛み大瑞穂)はSPで2位(68.39点)の好成績だったが、フリーは124.89点となり、総合で193.28点の4位となった。村上佳菜子選手(スポーツ科3、中京大中京)は総合181.58点の6位だった。

 
宇野選手は初日のSPでほぼ完璧に近い演技でシーズンベストの97.94点の高得点を挙げ、2位となった。フリーでも終始攻めの演技を見せ、169.21点。総合267.15点となり、昨年に引き続き総合2位となった。
 
無良選手は総合263.46点の3位となり、銅メダルを獲得した。小塚崇彦選手は総合228.82点の5位、日野龍樹選手(スポーツ科3、中京大中京)は総合213.17点の8位だった。

2015/12/28

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