世界ミニマム級王者の田中恒成選手(経済学部2年)に、理事長賞、教育後援会長特別賞を授与 12/31の初防衛戦に向け調整順調

  経済学部2年のプロボクサー、WBO世界ミニマム級チャンピオン田中恒成選手に対し、12月2日、梅村学園理事長賞と、中京大学教育後援会会長特別賞が授与された。表彰は梅村清英理事長、大西博視校友会本部長らにより、12月31日の初防衛戦に向けて田中選手が練習を続けている名古屋市北区の畑中ジムで行われた。

理事長激励_0122.jpg            梅村理事長から理事長賞を授与された田中恒成選手

 田中選手は、アマチュアボクシング高校4冠の実績を持って中京高校(岐阜)3年でプロに転向し、2014年4月に本学経済学部に入学した。10 月にはプロ4戦目で東洋太平洋ミニマム級チャンピオンに、2015年5月30日にはわずか5戦目で世界王座決定戦に臨み、フリアン・イエドラス選手(メキシコ)に判定勝ちし、タイトルを獲得した。4戦目の東洋太平洋王座、5戦目での世界王座獲得は、ともに日本での最速記録だ。
 今回の授賞は、学業を疎かにせず、トレーニングに励み、快挙を成し遂げたことに対する顕彰と、今後の活動を激励するためで、梅村理事長と大西本部長が、ジムのリング前で田中選手に目録などを手渡した。梅村理事長は「常に真剣味の建学の精神、校訓などを胸に頑張ってください。みんなが応援しています」と激励し、「けがをしないように」と手を握った。大西本部長は「在校生1万 3000人、卒業生12万人が見守っています。真剣味でベストを尽くして下さい」と初防衛に期待を示した。

 初防衛戦は、12月31日午後に名古屋市中区の愛知県体育館で行われる。相手はWBO世界ミニマム級4位のビック・サルダール選手(フィリピ ン)で、戦績は12戦11勝(9KO)1敗。アマチュアでの経験が豊富で、強さとうまさを兼ね備えている。決して侮れない選手だが、田中選手も「調子がいい」と話し、調整は順調に進んでいる。フィリピンから世界ランカーを招き、スパーリングも重ねており、畑中清詞会長は「いい試合をお見せします。ぜひ会場に足を運んでください」と話していた


田中選手激励集合写真_0111.jpg  写真は(右から)、田中選手の父でトレーナーの田中斉さん、畑中会長、田中選手、梅村理事長、北本暢・梅村学園理事、大西本部長

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12/31の田中選手の初防衛戦を応援しよう

  中京大生による「中京大学ファンクラブ」は、田中恒成選手の初防衛戦の応援イベントを企画しています。12月31日の試合(愛知県体育館)の応援・観戦を希望する方は、下記QRコードから中京大学ファンクラブの会員登録を行ってください。登録された方の中から抽選で50人に無料招待券と応援Tシャツをプレゼントします。試合会場で一丸となって田中選手を応援しましょう。是非ご参加ください。
 中京大学ファンクラブは、学生のスポーツ、文化の活動を盛り上げるため、今年5月30日に行われた田中選手のWBO世界ミニマム級王座決定戦の応援をキックオフイベントとして活動を始めました。これまでに硬式野球、アメリカンフットボール、バレーボール、フィギュアスケートなどのイベントを実施し、会員数は現在350人に達しています。

 ※招待券の抽選結果は、ALBOで連絡します。必ずご確認ください。

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2015/12/03

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