世界体操に出場する寺本選手、湯元選手の壮行会開催 名古屋キャンパスで

   体操の世界選手権(10月23日―11月1日、英国グラスゴー)に出場する寺本明日香選手(スポーツ科2、名経大市邨)と湯元さくら選手(スポーツ科1、武豊)を激励する壮行会が9月19日(土)、中京大学名古屋キャンパスのアレーナで開かれた。体操競技部の同窓生や2人が所属する体操クラブのレジックスポーツ、ならわ体操クラブ、学園関係者ら約230人が出席し、2人にエールを送った。
 
世界体操は、来年のリオデジャネイロ・オリンピック予選を兼ねており、日本の女子団体は8位以内に入り、五輪出場権の獲得を狙っている。

2選手 4105.jpg                   世界体操に出場する寺本選手(左)と湯元選手

  来賓として挨拶した梅村清英・梅村学園理事長は「二人は建学の精神を代表する選手です。日頃の練習の成果をフルに発揮してください」と励まし、安村仁志・中京大学学長も「中京大学もモットーである、ベストを尽くしてもらいたい」と二人の活躍に期待を込めた。
 
寺本選手は「今回はさくら選手とともに代表となり、うれしいし、安心感があります。平常心でいつも通りの演技をしたい。調子はいいです」、湯元選手も「代表の責任を自覚し、プレッシャーを力に変えていきたい。全種目に出場できるようにしたい」と抱負を述べ、会場から盛大な拍手を浴びていた。
 
メキシコ、ミュンヘン・オリンピックの体操競技で六つの金メダルを獲得している中山彰規・中京大学名誉教授もあいさつに立ち、「二人が頑張って、いい成果を挙げてほしい。かなり緊張すると思うが、平常心を保ち、演技に集中してください」と励ました。

壮行会理事長挨拶_3998.jpg           両選手のコーチや両親を前に、あいさつする梅村理事長(右)

壮行会は、体操競技部・新体操部同窓会(小林章介会長)、レジックスポーツ(名古屋市、坂本周次代表)とならわ体操クラブ(半田市、岡田修司代表)の父母の会、中京大学が共催した。坂本代表は、世界体操の女子チームのヘッドコーチ、岡田代表もコーチとして選ばれている。

壮行会全景4021.jpg                   2選手の壮行会には体操競技部OBら約230人が参加

 

2015/09/19

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