中京大附属中京高 甲子園大会ベスト16 3回戦で関東第一に惜敗

 夏の甲子園大会(第97回全国高校野球選手権、阪神甲子園球場)3回戦に進出した中京大附属中京高校(愛知県代表)は、大会11日目の16日(日)の第2試合で、関東第一(東東京代表)と対戦し、0-1で惜敗した。
 夏の甲子園大会は5年ぶり27回目の出場だった中京大中京は、ベスト16となった。中京大中京は、相手打線を上回る8安打で攻め、先発した上野翔太郎投手(主将)は連投の疲れを見せずに力投した。選手たちは最後まで緊張感のある全力プレーを続け、スタンドからは盛んな拍手が送られた。


▽第2試合(阪神甲子園球場)

   1   2   3   4   5   6   7   8   9   計 
 中京大中京 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
 関東第一 0 0 0 0

0

0 0 0 1×  1







 中京大中京は、四回まで毎回安打で出塁、終盤も好機を作り、相手を上回る8安打を放ったが、決定打を出せなかった。先発した上野投手は、相手打線を八回まで散発4安打に抑える力投をみせたが、九回裏にサヨナラ本塁打を喫してしまった。



【8月12日掲載の2回戦結果】

  阪神甲子園球場で繰り広げられている第97回全国高校野球選手権大会7日目の8月12日、愛知県代表の中京大学附属中京高校は、第4試合の鹿児島実業戦に7対3で快勝、三回戦に進出した。
 中京大中京は、二回裏、一死一、三塁の好機に、8番内藤諒一選手の左前打で先制した。三回に失策がらみで同点に追いつかれたが、六回裏に5連続安打で一挙3点を奪い、4対1とリードした。七回表に1点差に詰め寄られたが、七回、八回と追加点を奪い、7対3と突き放した。先発の上野翔太郎投手(主将)は、7安打を許したものの、要所を締めるピッチング。最後まで球威が衰えず、初戦に続く完投勝利を飾った。

▽第4試合(阪神甲子園球場)

   1   2   3   4   5   6   7   8   9   計 
 鹿児島実  0 0 1 0 0 2 0 0
 中京大中京  0 1 0 0 1 2 × 7

 







【8月6日掲載の1回戦結果】 

  第97回全国高校野球選手権大会が8月6日、阪神甲子園球場で開幕し、愛知県代表の中京大学附属中京高校は、第2試合で岐阜県代表の岐阜城北高校と対戦した。

 中京大中京は初回に先頭打者から5連続安打で3点先制、四回にも追加点を奪い、4-1で快勝した。先発した右腕のエース、上野翔太郎投手(主将)が相手打線を散発6安打に抑える好投を見せた
。球場の三塁側アルプススタンドは、生徒たちや保護者、OBで埋め尽くされた。大学関係者も詰めかけて、一体となって選手たちに声援を送った。

上野投手 0809.jpg               相手打線を6安打に抑えて完投した上野投手

ブラバンチア応援1115.jpg         元気いっぱいの応援で試合を盛り上げたブラスバンド部やチア部の生徒たち
            

▽第2試合(阪神甲子園球場)

   1   2   3   4   5   6   7   8   9   計 
中京大中京 3 0 0 1 0 0 0 0 0 4
岐阜城北 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1






 中京大中京は初回、先頭の河田航平選手が3塁打を放ったのを皮切りに、5連続安打を浴びせる打者一巡の猛攻で3点先取し、一気に試合のペースをつかんだ。一回裏、内野の悪送球などが絡み1点を返されたが、四回表一死二塁で河田選手がセンター前に適時打を放ち、追加点を奪った。
   その後、両チームとも走者を出すものの、適時打がなかった。中京大中京は八回裏に一死1、3塁のピンチを迎えたが、上野投手は併殺打に打ち取った。九回裏も先頭打者に安打を許したが、次打者を併殺打、最後の打者は三振でゲームセット。4-1で初戦を突破した。

学園首脳 1137.jpg 5年ぶりの甲子園出場となった中京大中京の硬式野球部を応援するため、生徒や保護者、OB、学校関係者ら約2000人が44台のバスに分乗して、甲子園球場に乗り込み、三塁側アルプススタンドに陣取った。梅村学園の梅村清英理事長、中京大学の安村仁志学長ら、学園・大学の首脳らも駆け付け、生徒たちと一緒に選手たちに声援を送った。

入場行進.JPGのサムネール画像            開会式で入場行進する中京大中京の選手たち












2015/08/16

  • 記事を共有