体操アジア選手権 寺本選手、湯元選手出場の日本チームが女子団体総合で2大会ぶり優勝 寺本選手は個人総合銅メダル

 体操のアジア選手権が7月31日、広島県総合体育館で開幕した。初日の女子団体総合で、寺本明日香選手(スポーツ科学部2年、名経大市邨)と湯元さくら選手(スポーツ科学部1年、武豊)が出場した日本チームが、2大会ぶりの優勝を果たした。2位は中国、3位は韓国だった。女子個人総合では、寺本選手が3位となった。

IMG_2263.JPGのサムネール画像      リオ五輪出場に意欲を燃やす寺本選手(右)と湯元選手(7月10日、中京大学スポーツ学生スタッフ 佐藤真由撮影)

 
寺本選手は、4種目で安定した演技を見せ、日本チームをけん引した。得点は、跳馬14.300点、段違い平行棒14.850点、平均台14.850点、ゆか13.750点の計57.750点を獲得した。湯元選手は平均台に出場し、14.950点と中国選手に続く2位となる高得点をたたき出した。

 寺本選手、湯元選手は、10月の世界選手権(英グラスゴー)に日本代表に選ばれている。新チームで臨んだ今回のアジア選手権優勝は、世界体操に向けて弾みをつける結果となった。女子団体は世界選手権で8位以内になれば、来年のリオデジャネイロ・オリンピックへの出場権を確保することになる。

2015/08/01

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