水泳部男子 競泳200㍍メドレーリレーで短水路日本新 世界選手権・ユニバ代表の5選手が学園本部に報告
水泳の津田チャンピオンカップが4月19日、三重県鈴鹿市の鈴鹿スポーツガーデンプール(短水路)で行われ、男子200㍍メドレーリレーで中京大が1分34秒87の短水路日本新記録をマークした。これまでの記録は昨年12月にカタール・ドーハで開かれた世界短水路選手権で日本代表チームが出した1分34秒99。中京大は単独チームでこの記録を0秒12短縮した。
日本記録を出した(左から)長谷川、岸、江戸、川本の4選手 |
1週間前にバタフライで世界選手権代表に決まったばかりの川本武史選手(スポーツ科3、豊川)が背泳ぎで第1泳者を務めた。平泳ぎの江戸勇馬選手(スポーツ科4、桃山学院)、バタフライの岸一也選手(スポーツ科4、愛知みずほ大瑞穂)とつなぎ、最後の自由形は長谷川純矢選手(スポーツ科4、島田)が見事に締めくくった。
佐々木祐一郎コーチは「シーズン当初からみなしっかりとした泳ぎができている。さらに磨きをかけていきたい」と話していた。
水泳部の選手たちは、中京大独自の学生アスリート支援事業「CISP」のトレーニングプログラムで、さまざまなトレーニングを積んでおり、佐々木コーチは「練習とトレーニングをうまく成果につなげていく」ことも目指している。
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世界選手権日本代表に決まった川本選手、ユニバーシアード日本代表の4選手が4月20日、高橋繁浩・水泳部長兼監督(スポーツ科学部長)、佐々木祐一郎コーチ(スポーツ振興室)と名古屋キャンパスを訪れ、梅村清英理事長、安村仁志学長に報告するとともに、国際舞台での活躍を誓った。
また、川本、長谷川、江戸の男子3選手は、19日に男子200㍍メドレーリレーで短水路日本新記録をマークしたことも、高橋監督から報告された。
8月にロシア・カザンで開かれる世界選手権に出場する川本選手は「中京大学、日本を代表してしっかりとメダルをとりたい」と決意を示した。
ユニバーシアード大会(7月、韓国・光州)に派遣される4人は「前回は決勝に残るのが精一杯でしたが、今回はメダルを目指したい」(長谷川選手)、「初めてのユニバ出場です。メダルに届くよう頑張ってきたい」(江戸選手)、「しっかり決勝に残って、いい結果を出したい」(和田選手)、「日本代表は初めてです。じぶんらしく泳いで、中京大学代表として頑張ってきます」(高橋選手)とそれぞれ語った。
梅村理事長は「おめでとう。日の丸を背負ってやる日本代表と自覚を持って活躍してください」、安村学長も「素晴らしい成果です。ぜひ頑張ってきてください」と5人を激励した。
写真は、左から、佐々木コーチ、川本選手、江戸選手、安村学長、梅村理事長、長谷川選手、和田選手、高橋選手、高橋監督