韓国から2高校招き、中京高校との「日韓スポーツ交流」
梅村学園主催。教育連携、学生交流を視野に取り組む

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国旗に寄せ書きして交換 永登浦工業高等学校とサッカー交流試合
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 梅村理事長

 梅村学園は11月23日、韓国から高校2校(漢西高校、永登浦工業高校)を招き、中京大学附属中京高校との「日韓スポーツ交流」を、中京大学豊田キャンパスで開催した。サッカーとバスケットボールの親善試合、各クラブ主将の挨拶や記念品交換など懇親会が行われた。

 本学園は、韓国の漢西高校と「教育連携、学生交流」を視野に、2010年から、学校見学や意見交換、交流会を重ねてきた。韓国の中高私学校長会とのつながりもでき、今回、日韓の高校スポーツ交流が実現した。

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崔会長

 全国高校サッカー大会への出場を決めている中京高校サッカー部は、永登浦工業高等学校と2試合戦い、4対1、5対1で勝利。バスケットボール部は漢西高校と親善試合に臨み、71対47だった。サッカー部主将の市川兼伍さん(中京高校3年)は「スポーツで違う国の高校生と交流していくことは、これから先、いい経験になると思う。今後も続くといい」と、韓国のキムさん(漢西高校3年バスケットボール部)は「交流ができうれしく思う。いい思い出になる」と感想を語った。

 交流会では、梅村清英 梅村学園理事長が「ようこそ、中京へ。今回の交流をきっかけに、中京大学へ進学する生徒が出てくることを期待している。今後も良き関係を築いていきたい」とあいさつ。崔秀赫韓国・中高私学校長会会長は「大人になってからよりも、若い時の方が記憶に残り、お互いを理解するのにいい。このような交流が続き、日韓の友好関係が深まることを願っている」と期待を込めた。生徒たちは、それぞれの国旗に寄せ書きをし、記念品として交換し合った。

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漢西高校とバスケットボール親善試合    校歌を披露する中京高校生

 
 漢西高校、永登浦工業高校の生徒たちは、11月25日、中京大学名古屋キャンパスを訪れ、図書館や学生ラウンジ、清明ホール、国際センターなどを見学した。本学の学習施設に興味関心を示し、日韓の学習境の共通点や違いなどを口々にしていた。

2014/11/26

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